叢生(そうせい=歯がふぞろいに並んでいる不正咬合 乱ぐい歯)

 あごの大きさに比べ、歯の大きさが大きいために、歯が生える場所が不足して歯並びがデコボコになってしまう状態です。



反対咬合(受け口)

 かみ合わせたときに下の歯が上の歯よりも前がわでかみ合う歯並びのことです。

 原因として
 @前歯の傾きが悪いために起こる場合
 上の前歯が内がわに、あるいは、下の前歯が外がわに傾いて生えることにより起こります。
 A上あご、下あごの成長に原因がある場合
 上あごの成長が小さい、あるいは、下あごが大きく成長しすぎて起こります

 @の場合は比較的短期間の治療で改善されますが、Aの場合は、思春期成長期にあごの成長をコントロールする治療が必要です。そのため治療期間は長くかかります。



上顎前突(出っ歯)

 上あごの前歯が外がわに出たり、下あごが後退している状態です。


  口唇が閉鎖しにくかったり、笑ったときに上あごの前歯が目立ちます。
 原因としては反対咬合(受け口)同様、前歯の傾きや上あご、下あごの成長バランスの不調和にあります。



開咬

 奥歯をかみ合わせたときに、前歯がかみ合わずに上下の前歯のあいだが開いている状態です。

 開咬認める人には、普段、口があいている(口唇閉鎖不全)という方が多く、口の中が渇きやすく、虫歯や歯周病などになりやすいです。
 また、このような不正咬合の方は、舌の癖(安静にしているときや食べ物を飲み込むときに舌を前歯の裏側に押し付ける癖)を持っています。舌の癖は歯並びの不正をさらに増悪する因子となりますし、矯正治療後に後戻りを誘発します。舌の癖はできる限り早期に治すことが大切です。