■矯正治療中のブラッシングについて
矯正治療中のお口の中は、矯正装置が装着されるために食物が停滞しやすく、歯磨きもしづらくなります。そのため、歯の汚れ(プラーク)が残存しやすく、虫歯や歯肉炎を引き起こしやすいです。それらを予防するためにはやはりブラッシングということになります。矯正専用の歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使って、ていねいに歯磨きをする必要があります。
−みがく時の注意−
食べたら磨くのが基本です。
食べたら磨くという歯ブラシ習慣を実行することはなかなかむずかしいです。特に、日中は学校や職場ということが多いですので。しかし、できるだけその基本を忘れずに生活するように心がけましょう。また、少なくとも朝と夜は時間を作って、ていねいに磨くことが大切です。
どこにプラークがつきやすいのかを良く知る
一般的に歯と歯の間、歯と歯肉の間、奥歯の歯の溝の部分です。それらに加えて歯と矯正装置の境界部です。
歯ブラシの毛先を使って磨く。
歯ブラシの毛先が曲がって、毛先が磨きたい部分にうまく当たらないような歯ブラシはもう寿命です。新しい歯ブラシに変えましょう。
装置が装着されますと普通の歯ブラシではうまく磨けないところが出てきます。そのような場合には歯間ブラシやワンタフトブラシ(毛束がひとつになっている歯ブラシです)を使用するのも効果的です。
〔さらに効果的なブラッシングをするために〕
ブラッシングができているかどうかのチェックを行う
定期的に歯垢染色液を使用して歯磨きのチェックを行うことも良いです。歯垢染色液は市販されていますし、歯医者さんにも置いています。使い方は簡単で歯ブラシした後に歯垢染色液を少量お口に含んですすぎます。赤く染まっている部分が歯垢なのでどの部分にどのくらい磨き残しがあるかが確認できます。
虫歯予防効果のあるフッ素入りの歯磨き剤や電動歯ブラシも使い方によっては非常に良い効果が得られます。